今もなお魅了する、ホイットニーヒューストンの歌と楽曲
ホイットニー・ヒューストンの自伝映画が公開され、ベストアルバムも発売されました。
母親はシンガーで、有名ミュージシャンのバッキングボーカルを務めていたそうです。ホイットニーは母親にボーカルレッスンを受け、バッキングボーカルなどを経て、デビューします。
映画ボディガードでの主演と曲のヒットで、大スターに。
しかし、大スターとなると、あることないこと書かれたり、音楽で酷評されることもあったり、私生活でもうまく行かないことも度々あり、薬物依存で48歳で亡くなってしまいます。まだ早いですよね…。
さて、
ホイットニーの音楽はカバーが多いというのはご存知ですか?
ボディーガードの主題歌
「I will Always Love You」は、ドリーバートンの1974年の楽曲です。You Tubeで観れますので、ぜひドリーバートンのも聴いてみてください。ホイットニーは盛り上げまくってR&B満載な歌唱。ドリーバートンはカントリーシンガーだそうです。ヘアスタイルやドレスがとても独特で、大御所感がすごいです。
デヴィッドフォスターのアレンジ&プロデュースで、見事に生まれ変わりました。
グラミー賞では、レコードオブ・ザ・イヤーを受賞。
デヴィッドフォスターは、AORのジャンルを確立し、その後はセリーヌディオンの発掘プロデュースを手掛け、世界的歌姫に仕立てた名プロデューサー!!またじっくり彼のことはブログにしたいと思います。
お次の楽曲
「Saving All My Love For You」
ホイットニー・ヒューストンといえば、この曲もいいですよね。マリリンマックーという女性の1978年楽曲のカバーだそうです。
お次の曲
「Greatest Love Of All」
オリジナルはジョージベンソン。ボクサーのモハメド・アリの映画でつかわれていたそうです。ジョージベンソンの方は壮大な雰囲気ですが、ホイットニーの方はイントロから使われるキーボードの音色がまさに80’s感あるなーと個人的に思います。ジョージベンソンの方はピアノのイントロでした。どんな楽器を使うかというのも、時代を感じますね。
「Saving〜」「Greatest〜」どちらも作曲家はマイケルマッサー。ホイットニーのためにプロデュースしなおし、大成功を収めました。
歌詞カードに作家やプレーヤー、プロデューサーの名前などが載っていますよね。そういうのを隅々まで見るのが好きで、なんとなく頭の片隅に入れとくと、後々何かのタイミングで点と点が繋がって、「この曲ってそういうことだったの!!」という発見があったりします。
サブスクだとこれができないんですよね。歌詞カードの大切さがまた復活するといいな。
【おまけ☺️】
「Take Good Care Of My Heart」という曲があるのですが、この曲が鈴木聖美&鈴木雅之の「ロンリーチャップリン」ととてもよく似ています。ホイットニー・ヒューストンとジャーメインジャクソンのデュエット。
鈴木聖美さん&雅之さんのロンリーチャップリンも全く負けてないです。勝ち負けじゃないけど。デュエットは歌唱力・ロマンティック・二人の掛け合いのトライアングルバランスが重要だと思います。80年代にお茶の間にブラックミュージックを広めたロンリーチャップリンとお二方はすごいと思います。